ブランドの種類
■クラシック
1965年にビルケンシュトック社が従来生産していた中敷を基に、初めてサンダルの商品化(マドリッド)に成功した際に立ち上げたブランドです。その後、チューリッヒ、ローマと開発。 アリゾナ、ラムゼス、ボストン、モンタナ、ロンドン等トラディショナルなモデルにベーシックカラーの商品を一貫して取り扱っています
■パピリオ
1989年に設立されたブランド。モデルはクラシックをベースにしているが、ファッション性を意識したカラー素材を使用しています。シーズン毎にトレンドを意識して違ったデザインを提案しており、その年だけに作られるモデルも多く、入手が困難な商品も多いです。フットベットはヒールカップを深くすることでホールド感を高め、エッジ部分の耐久性を高めるために台形の形状をしています。
■ビルキー
1993年に設立されたブランドもともと水周りやガーデニングでの使用を目的とした商品のため、ポリウレタンでできた商品も多のですが、近年ではコルクフットベットを使用した独自のアッパーデザインの商品も開発しています。
■フットプリント
1995年に設立されたブランド。ビルケンシュトックの中で、唯一の靴専門ブランドです。フットベットの特徴は土踏まず部分のアーチ(盛り上がり)がサンダルに比べ緩やかに作られており、扁平気味の足にも違和感のないような形になっています。パサディナ、バンクーバーのようなカジュアルシューズだけでなく、トラッドやトレッキングシューズも生産しています。
■アルプロ
2000年に設立されたブランド。従来クラシックラインで生産されていた静電気防止(アンティスタティック)や、水や油に強いフッ素加工された革を使用するなど職場での使用を考えたものです。ストラップもマジックテープを使用し、使いやすさを追求したブランドです。
■ビルコ オーソペディ
元来、ビルケンシュトックは整形外科用のインソールの製造からスタートしており、その基幹ブランドです。現在では取り扱い品の幅が広がりインソールはもとより、サンダル・靴のパーツ、インソール加工用の機械などを展開しています。
■タタミ
タタミ社は1990年に設立されました。クラシックの高級ラインとして従来のフットベットよりコルクの含有量を30%増量し、アッパーは革物のみの商品構成を売りに販売が開始されたものです。しかし、2000年よりエレガンスユースを意識した新スタイルを開発し、それにあわせフットベットも現代女性の足型に合うようにヒールカップを細めにし、かかと部分にクッションをいれ、ライナーには足入れのよいマイクロファイバーを使用しています。かかとが高めに作られているため、ハイヒールに慣れてしまった足で通常のベタ底のビルケン商品を履く場合、足にかかる負担が大きい場合があるので、その場合、タタミ商品が足に一番負担が少ないとされています。
■ベチュラ
サンダルの廉価品ライン。再生レザーのライナー使用やビルコフロー(合皮)を若干薄くしたり、幅狭のみのサイズ展開などコスト削減に努めている。
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